イスラム教の最近のブログ記事

●ウズベキスタンの結婚式について

ウズベキスタン国の概要

ウズベキスタンは、中央アジアに位置し、旧ソビエト連邦の崩壊後、独立した国です。
イスラム教を信仰する人が多いですが、厳しい戒律を守ることはなく、衣食に関して規制は緩やかですが、
一部の保守的な地域では、厳しい戒律を課しています。


イスラム式結婚式

結婚式が重要でないという国はありませんが、ウズベキスタンでは他の国よりも重要な儀式になっており、
お祝いが盛大に行なわれます。
イスラムの戒律は緩いと言われるウズベキスタンですが、男性、女性、別々のテーブルに着席します。
 
既に料理はセットされているので、新郎新婦を待つ間、食べても良いことになっています。 
新郎新婦が入場すると、結婚式の行事がはじまり、役所に提出する書類に新郎新婦、証人がサインをする他、
定番の指輪の交換が行なわれます。


ウズベキスタンの結婚披露宴

結婚式の行事が滞りなく終わると、晴れて夫婦として認められた2人を親戚や友人が抱擁し祝福します。 
その後、来賓挨拶、新郎新婦からそれぞれの両親へ花束贈呈が行われます。
両家の親族全員が、スピーチを終えると、後は、出席者による踊りによって祝福が延々と続きます。

新郎新婦も一緒にみんなが踊る中に入ります。
結婚披露宴ではなく、ディスコのような雰囲気に会場がなって結婚式の夜は更けていきます。


インドネシア

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●インドネシアの結婚式事情

インドネシアの国の概要

インドネシアは、東南アジア南部に位置し、世界最多の島国です。正確な島の数はインドネシア政府も把握できていないと言われています。
また、人口が多く世界で4番目の人口を有しています。
インドネシアでは、信教の自由が憲法で保障されています。
イスラム教が77%、キリスト教が13%、ヒンズー教が3%で、残りはその他宗教となっています。


インドネシア、日本の結婚式の違い

日本の結婚式では座る席も決められ、時間も狂いなく行われますが、
外国ではこれが異常であって、時間は遅れる、座る席は自由と言った方が一般的です。
インドネシアインドネシアももちろん後者のタイプです。

そいて、日本では披露宴の途中から出席して途中で帰るなんてことは許されませんが、
インドネシアでは、時間内ならいつでも出席して良く、退席も新郎新婦に挨拶してからならば問題ありません。
出席者に、招待状はきますが、返事は出さなくて出席しても良く、欠席しても、もちろん構わないおおらかさがあります。


お祝い金の渡し方

披露宴会場に着くと入り口の受付で記帳します。
記帳しなくてそのまま素通りしても良く、記帳すると記念品が貰えるという違いがあるだけです。

お祝いのお金は、封筒に入れて置かれている箱の穴に落とします。
これも、必ずしも披露宴に出席するからと言って入れる必要はありません。
服装も特に一般的というものはなく自由です。


イラン

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●イランは基本的に「お見合い」で結婚する

イランの概要

イランの正式名称は、イラン・イスラム共和国です。
ペルシア、ペルシャとも呼ばれています。
首都はテヘランです。

1979年のルーホッラー・ホメイニー師によって、イラン・イスラーム革命が起こり、宗教上の最高指導者が、
国の最高権力を持つ「イスラム共和制」を樹立しました。
このため、宗教はイスラム教シーア派が国教となっています。


お茶が繋ぐ縁

まず、男性が適齢期の女性を探し始めます。
好ましい女性が見つかったら、男性とその両親や兄弟が一緒に女性の家を訪ねます。
選ばれた女性は、すぐには男性やその家族に姿を見せません。
女性が男性に「会っても良い」と思った時にお茶を運んで来ます。
男性はその後も、数回女性の家を訪ね、その間に女性は結婚を承諾するかどうかを決めます。

その後、男性から「ハステガリ(プロポーズのための訪問)」を受けた女性は、結婚に際しての条件や要望を話し合います。
そして、結婚前に離婚の際の慰謝料である「メヘリエ」の金額を決めます。

メヘリエが決まったら、婚約パーティーが行なわれます。
婚約パーティーは、コーランの教えに基づいて、結婚式の真似事のようなことを行います。
イスラム教の聖職者がコーランの一節を読み上げ、新郎・新婦が誓いの言葉を述べます。
すると、新郎・新婦の親族たちがコーランを持った二人の上で角砂糖をこすり、二人の幸せな生活を祈るのです。

そして、親族や友人たちが新郎・新婦と共に写真を撮り、音楽に合わせてダンスを踊るのです。


結婚式は3日間続く

1日目は、綺麗に身繕いした新婦の家に家族や親族が集まり、ダンスが始まります。
盛り上がって来た所で、「ヘナの儀式」が行なわれ、新郎は新婦の掌に、新婦は新郎の掌に、へナで名前を書き合います。

2日目も花嫁の家で結婚の儀式が行なわれます。
新郎・新婦の前にあるテーブルには、新居を意味するキャンドルのセットや、真新しいコーランなどが置かれ、その他に、
式の後にライスシャワーや紙吹雪のようにまかれる紙幣なども置かれています。

結婚の儀式では、再びイスラム教シーア派の僧侶の前で、新郎新婦が近いの言葉を述べます。


披露宴は新婦が主役

裕福な家庭では、披露宴をホテルで行なう場合もあるようですが、一般の家庭では新婦の家で行なわれることも多いようです。
親族、親戚、友人、知人だけでなく、近所の人も自由に参加出来る、オープンな披露宴です。

新郎新婦が入場すると、招待客たちは一斉に写真を撮ります。
それが終わると、ダンスが始まり、その間に、色々な人が持ち寄ってくれた料理が会場のテーブルに並びます。
知っている人、近くの人、みんなで結婚を祝おう、楽しもうと言うのがイランの披露宴なのです。



イラク

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●イラクは合同結婚式が盛ん

イラクの概要

イラクの正式名称は、イラク共和国で、首都はバグダッドです。
古代メソポタミア文明を受け継ぐ土地であり、世界第三位の原油埋蔵国です。

宗教は、国民の95%がイスラム教で、次いでキリスト教、マンダ教を信仰している人たちがいます。


結婚相手は親が決める

イラクでは、男性が適齢期になると、その親や親戚が男性に会いそうな女性を見つけます。
そして、相手の女性が見つかると、女性の家にお茶をご馳走になりに行くのです。
花嫁候補の女性はすぐには男性の両親や親戚には顔を見せず、しばらくしてからお茶を運んで来ます。
お茶を出し終えて、花嫁候補が台所に戻って行くまでの短い時間で、男性と結婚させるかどうかを決め、
話がまとまると、両家で「ダウリ」についての話し合いが行なわれます。

「ダウリ」とは、新郎が新婦に贈る持参金のことです。
ダウリは結婚後に夫婦で使用する家具などの購入に当てられます。
この他にも、新郎から新婦に金のブレスレットとネックレス、結婚式の衣装なども贈られます。

上記のような方式だと、新郎・新婦は結婚するまで顔を合わせないこともあるようですが、
職場で知り合った相手や、学生時代の友人と恋に落ちて結婚した、と言う人たちも沢山いるようです。


結婚を祝う音・音・音

夏の初めから秋の初めがイラクの結婚シーズンです。
新郎・新婦と親族たちは車に乗り込み、合同結婚式の会場に到着するまでの間、ひきりなしにクラクションを鳴らし続けます。
これがイラクでの結婚を祝う音の一つなのです。

例えば、ホテルなどで行なわれる結婚式の場合は、楽隊の演奏の中、新郎・新婦が入場すると、その周りを参列者が踊りながら練り歩きます。
ダンスは深夜まで続き、新郎・新婦の門出を祝うのです。


イスラエル

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●イスラエルの結婚式は厳粛、披露宴は派手

イスラエルの概要

イスラエルの正式名称は、イスラエル国で、中東のパレスチナににある国です。
イスラエル国としては、首都はエルサレムであると主張していますし、事実上はそうなっていますが、
国連などがそれを認めておらず、その場合はアルデビブが首都として定められています。

現在、イスラエルでは宗教・文化・社会的背景が多様な人たちが暮らしています。
人口は550万人で、その多くがユダヤ教ですが、世俗派、伝統派、宗教派、超正統派と分かれています。
次いで、イスラム教、キリスト教、ドルーズ教を信仰している人がおり、残りの人たちはその他の宗教を信仰しています。

イスラエルでは、同じ信仰を持つ者同士でなければ結婚することは出来ません。
異教徒との結婚は、「制度」として認められていないからです。


ユダヤ(教)は神前結婚

イスラエルではユダヤ教を信仰している人が多いため、ラビと呼ばれるユダヤ教の聖職者が結婚式を司ります。
結婚式は、大体21時頃から始まります。
最初に祈祷が行なわれた後、杯に入ったワインをラビがひと口飲み、それを新郎・新婦、双方の家族で回し飲みします。

結婚指輪は、花婿と花嫁が互いに交換するのではなく、花婿が花嫁の右手の人差し指に填めます。
この指輪は、実際は左手の薬指用に作られたものなので、人差し指に填めると、途中までしか填めることが出来ないようです。

そして、結婚式の最後には花婿がアルミホイルに包まれたグラスを足で踏んで割る儀式が行なわれます。
このグラスの割れる音が、結婚式が恙無く終了したと言う合図となり、参列者からの祝福の拍手や歓声が巻き起こります。


踊って楽しむ披露宴

披露宴会場に移動する頃、時刻は22時を回っています。
会場のテーブルには前菜などがセットされ、招待客たちは歓談しながら新郎・新婦の登場を待ちます。
イスラエルの結婚式は、披露宴に沢山の人を呼ぶ習慣があり、1度の披露宴に400人~500人の人が集まることもあるようです。

新郎・新婦が会場に登場します。
しかし、二人の席は用意されていません。
何故なら二人は、入場した途端に会場の中央に立って、スポットライトを浴びながらダンスをするからです。
最初はチークダンスから踊り始め、それに誘われるように招待客たちも踊り始めます。
フロアに出てダンスを始める人が増えて来ると、アップテンポな曲に変わり、一気に会場は盛り上がります。
イスラエルの披露宴には必ずと言っていいほど、DJが参加し、DJブースからイスラエルの歌謡曲を流してくれます。
披露宴の参加者が、みんな踊って楽しみ、新郎・新婦を祝福するのです。


食事はダンスの合間に

ダンスが盛り上がって来た頃、新たに野菜を中心にした前菜、魚料理、メインとなる肉料理やデザートなどが次々と運ばれて来ます。
大概の場合、メインディッシュは肉料理となっていますから、お祝いのためにも全品味わいたい、と考える人は、
加減をしながら食べているようです。

踊っては食べ、食べては踊り、を繰り返しながら、披露宴は深夜まで続いて行きます。



イエメン共和国

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●イエメンの結婚式は男女バラバラ

イエメンの概要

イエメンの正式名称は、イエメン共和国で、中東・アラビア半島にあります。
国民は98%がアラブ人で、国民のほぼ全てがイスラム教の信者で、その中の5割強がスンニ派、4割弱がシーア派です。
シーア派の大半の人が、スンニ派とほぼ同じ教義であるサイド派ですが、中には十二イマーム派の人もいます。

イエメンには女児が結婚出来る最低年齢に関する法律がありません。
イスラーム法上では、一般的に9歳からと定められていますが、イエメンはこの解釈を採用していないのです。
イランやサウジアラビアでは、9歳未満の女児との結婚は認められていませんが、イエメンでは可能なため、
世界的な人権問題として注目されることがあります。


男性は女性の肌を見てはいけない

イエメンは厳格なイスラム教の国です。
女性は普段、あまり外出をしませんし、外出する時にはアバヤと言う黒いガウンを身に着け、頭に布を巻いて出かけます。
結婚式の時には、もちろんウエディングドレスを身に着けますが、夫となる人以外の男性に肌を見せてはいけないので、
男女バラバラに結婚式を行います。

また、イエメンの人たちは「偶像」を嫌います。
女性は写真に写ることすら無く、男性の場合でも被写体となる本人の許可が必要です。
ですから、結婚式の時にも写真撮影は行なわれません。

ただ、結婚式でだけは特別で、花嫁も結婚式の会場で写真を撮ることがありますし、
男性も結婚式の会場となる路上で写真を撮ることがあります。


結婚式(女性編)

結婚を控えた女性の家には、毎晩友人が集まってお祝いをします。
歌ったり踊ったりすることもあるようです。

そして当日。
イエメンの女性に取って、結婚式の会場は「思いっきりお洒落を楽しめる場所」でもあります。
自宅から会場までは、ドレスの上からアバヤを着け、頭に布を巻いて出かけますが、会場に辿り着いたら、
アバヤを脱いでイエメンドレスを披露し、頭の布を外してイエメンメイクを披露し合います。
そして、会場で流れているディスコ風の音楽に合わせて踊ります。
結婚式で振舞われる料理は、日本で言う「ジャンク・フード」です。


結婚式(男性編)

イエメンの男性の結婚式は、路上で行なわれます。
車などで道路を封鎖し、辺りを電飾で飾り、普段着に近い服装で、招待客と共に音楽を演奏し、歌を歌い、踊ります。
この時の音楽は、女性の結婚式会場で流れているような派手なものではなく、イエメンの伝統的な音楽です。
路上なので、結婚式とは無関係な人も沢山いますが、無関係な人でも男性であれば歌やダンスに参加したり、
一緒に食事をしたりしてお祝いします。


合同結婚式(男性編)

イエメンでは合同で結婚式が行なわれることもあります。
これを「Mass wedding」と言います。
この場合も、男性と女性はバラバラで、男性は路上で式を行います。

路上にステージが設けられ、花婿となる男性がステージに上がります。
式を見守る客たちは、ステージの下に設けられた椅子に座って祝福します。
詩人が詩を朗読したり、政治家がスピーチを行なったり、合同結婚式のスポンサーからの挨拶やプレゼントが贈られたりします。

イエメンで個人(カップルと親戚、友人、知人)で結婚をすると、費用は日本円で約50万円ほどかかりますが、
合同結婚式に参加すると、ご祝儀として約20万円が贈られるようです。



●アルジェリアの結婚式は開放的

アルジェリアの概要

アルジェリアの日本での正式名称は、アルジェリア民主人民共和国です。
アラビア語ではシャザーイルと言います。
首都はアルジェです。
シャザーイルとアルジェは、どちらもアラビア語で「アルジェを都とする国」と言う意味です。

国民の99%がイスラム教の信者で、その殆どの人がスンニ派を選択しています。
少数ではあるようですが、イバード派やキリスト教徒、ユダヤ教徒の人もいます。


アルジェリアの結婚シーズンは「夏」

アルジェリアはの国土は、日本と比べると63倍もある広い国です。
ですから、親族や親戚、友人などが遠方に住んでいることも珍しくありません。
そのため、一ヶ月以上ある夏の休暇を利用して結婚式を挙げるカップルが沢山います。
結婚式に招待されると、身近な人たち全員で移動します。
招待が重なれば、夏の間はずっと国内を移動し続けると言うこともごく普通に行なわれているようです。

アルジェリアでは、その土地そのものや、住んでいる民族の風習、イスラム教への信仰度合いによって、
結婚式での習慣も違っています。

しかし、イスラム教の教えに従って、
・招待客全員に食事をふるまう
・イスラム共同体の指導者である「イマーム」と共に行なう儀式、愛と幸福をもたらすと言われている、体にペイントをする儀式「ヘンナ」
・「羊の儀式」(羊を殺して、招待客に料理としてふるまう)
上記の三つの儀式は共通しているようです。


結婚式は2日間

結婚式は2日に渡って行なわれます。
主に、新郎・新婦の実家で行なわれ、招待客は男女別々に過ごします。

結婚式1日目は、新郎・新婦、それぞれの家で午後からパーティが始まり、深夜まで続きます。
新郎側が親族の中から代表者を選び、夕方までに新婦の家に辿り着くように時間を見計らって、
羊やプレゼントをイマームと一緒に、新婦の家まで運びます。
この時新郎は、新婦の家に足を運ぶ親族と行動を共にしません。
新郎の親族が新婦の実家に到着すると、儀式と食事が始まります。
新郎の親族は、明け方までには新婦の家を後にします。

結婚式2日目は、アルジェなどの大都市での場合は、結婚式場を借りて新郎・新婦の親族や親戚、友人や
知人を招待してパーティーを開きます。
地方の場合は男女が共に食事をすることは無いようですが、大都市での場合は、男女が共に食事や会話を楽しみ、
ダンスをするなどして盛り上がります。


ご祝儀は回収箱に

日本では招待された側が受付でご祝儀をお渡ししたり、会費を支払ったりするのが通常ですが、
アルジェリアの場合は、式場に設置された箱にお金を入れるだけ、と言う仕組みになっています。
極端に言えば、何も持っていなくても会場に入ることが出来ます。
しかし、そうは言っても、新郎・新婦のためにプレゼントを持参するのが当たり前になっています。


アラブ首長国連邦

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●習慣に地域差があるアラブの結婚式

アラブの概要

日本での正式名称はアラブ首長国連邦です(アラブ首長国連合といわれる場合もあるようです)。
英語では、United Arab Emiratesと表記され、UAEと省略されます。

アブダビ、ドバイ、シャールジャ、アジュマーン、ウンム・アル=カイワイン、フジャイラ、ラアス・アル=ハイマの
7つの首長国で構成され、各首長国の名前はそれぞれの首都に由来しています。
連邦全体の首都はアブダビです。

アラビア半島の南東部にあって、ペルシャ湾とオマーン湾に面しています。
アラブ首長国連邦のアラブ人は全人口の19%で、その他の人口は外国籍の住民です。
他のアラブ諸国から来た人もいますし、イラン、パキスタン、バングラディシュ、スリランカの他、フィリピンや欧米、東アジア系の人もいます。

宗教はイスラム教が国教となっていますが、外国籍の住人が多いこともあり、信教の自由が認められています。
外国籍の人を中心に、キリスト教やヒンドゥー教を信仰している人も多くいます。


アラブでは「派手婚」が常識?

アラブの社会では、適齢期を迎えた人が独身のままでいることを「恥」と考えるようです。
そのため、若い内に結婚する人が多く、そのことが家族からも喜ばれ、大きな祝福を受けます。
結婚後は一日も早く子供を産むことを期待されます。

アラブの結婚式は夕方、もしくは夜から始まり、深夜まで続くことがあります。
花婿と花嫁を乗せた車が先頭を走り、その後を親族や友人達の車が会場まで続きます。
会場に辿り着くまでの間は、先頭の花婿・花嫁の車だけでなく、親族や友人の車もけたたましくクラクションを鳴らしながら走ります。


花婿と花嫁のダンスが結婚式の見せ場

アラブの結婚式も、様々な演出が成され、カップルによって違いがあります。
しかし、共通しているのはダンスです。
舞踏会のように演出されたり、オペラのように演出されることもあるようです。

花婿と花嫁のダンスが披露されると、会場は一気に盛り上がり、その後、親族や友人たちも踊り始めます。
それが数時間続いた後に、食事が用意されます。
料理の内容などは、各カップルの好みや予算などによるようですが、多くはビュッフェ形式で様々な料理を楽しむことが出来るようです。
食事が済むと、更にダンスが続きます。

なお、湾岸アラブの結婚式の場合、男女が別々に結婚式を挙げるのが当たり前の地域もあります。
上記の文章では、ヨルダンの結婚式の様子をご紹介いたしました。


アフガニスタン

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●アフガニスタンの結婚式について

アフガニスタンの概要

アフガニスタンの正式名称は、アフガニスタン・イスラム共和国です。
首都はカーブルです。
宗教は国教がイスラム教で、スンナ派が85%、シーア派が14%、残りの1%の人達が、
キリスト教、ヒンドゥー教、シーク教徒です。


結婚にかかる費用は全て男性が負担するのが伝統

アフガニスタンでは、結婚式の費用や結納金などは、全て新郎が用意するものと、伝統的に決められています。
現在も、新郎が結婚式で自分の富を誇示する必要があるため、挙式や結納の金額が負担になり、
若い世代の人たちが結婚を遅らせる傾向にあるようです。

こうした事情の中でも、結婚を選択するカップルは、豪華な結婚式を挙げているようです。
そうしなければ、親戚などから見下されてしまうからです。
そのため、結婚式のために借金を背負い、数年かけて返済する人もいます。


イスラム教徒の男性と結婚する時は...。

イスラム教徒は、ユダヤ教徒やキリスト教徒との結婚が認められています(ただし、イスラム教の女性信者は不可)。

イスラム教には2種類の結婚制度があり、1つは永久婚、もう1つは一時婚となっています。
一時婚の場合は1日だけの結婚と言うのも認められているようです。
しかし、将来的にも人生を共にしたいのであれば、イスラム教に改宗すれば永久婚をすることが出来ます。


結婚式は信仰告白から始まる

新婦がイスラム教徒でなかった場合、結婚式は新婦の「イスラム教徒への改宗宣言」から始まり、
次に夫婦の近いが立てられます。
夫婦の近いの場面で、新郎から新婦に贈り物がなされます(純金が好まれるようです)。
贈り物が無ければ、結婚は認められません。
ここで、指輪を送る新郎もいるようです。

誓いの言葉を述べたあと、お菓子が運ばれて来ます。
アメリカ等では、誓いの言葉の後に誓いのキスをすることが夫婦になるための儀式となっていますが、
アフガニスタンの場合は、近いのキスの代わりに、食べ物や飲み物を互いに交換し、
食べさせ合うことが夫婦になるための儀式となっています。
その後、結婚証明書に新郎・新婦がサインをし、指輪を交換することで婚姻が成立します。

アゼルバイジャン

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●アゼルバイジャンの結婚は契約

アゼルバイジャンの概要

日本ではアゼルバイジャン、またはアゼルバイジャン共和国と呼ばれていますが、英語で正式に表記すると「Republic of Azerbaijan」と言う国名になります。
アゼルバイジャン共和国は、国土の北、半分の領地のことを指し、南半分はイラン領で、東アーザルバーイジャーン州・西アーザルバーイジャーン州と呼ばれています。
宗教はイスラム教(シーア派)が国教となっています。

婚姻様式は一夫多妻制が認められている

アゼルバイジャンでは、国教がイスラム教で、コーランに基づき、一人の男性が四人まで妻を娶ることが出来ます。
しかし、政府としては一夫多妻を推奨している訳ではないようです。
一夫多妻の場合、それぞれの妻に対して、生活費やプレゼントなどを公平に与えなければならないと言う決まりがあります。
実際に数人の妻を娶り、全員を公平に扱うと言うのは簡単ではないようです。

また、最近の若者の傾向としては、「一人の人と一生添い遂げたい」と考える人が増えているため、一夫多妻制度に則った結婚をする人たちは少なくなりつつあるようです。

アゼルバイジャンの結婚式は2種類

イスラム法では、「結婚は当事者双方の意思に基づく契約によって成立する」とされています。
結婚式は二人以上のイスラム教徒の立会いの元に、本人たちが誓いを立て、契約書にサインをし、そこに両家の父親と証人がサインをすれば、結婚の契約が成立します。

結婚式以外に、「契約式」と言うものがあります。
新郎・新婦、双方から証人が出席し、新郎からの結納金や居住条件などが書かれた契約書を交わします。
結納金は「マハル」と呼ばれ、結婚と離婚の際に男性が支払うと言う取り決めがあります。
支払われたマハルは、妻個人の財産となります。

一時婚も盛ん

イスラム教、シーア派では双方が合意すれば期間限定で夫婦になれる「一時婚」と言う制度もあります。
男性か女性、どちらかが子供を望んでいる場合には、赤ちゃんを授かるまでの「出産婚」、夏休みなど、長期間の休暇の期間だけ夫婦になる「バカンス婚」、生活費や結納金などを男性に要求しない「愛人婚」、長期出張などでやって来た男性と、出張の期間だけ夫婦になる「出張婚」などがあります。





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