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●ウズベキスタンの結婚式について

ウズベキスタン国の概要

ウズベキスタンは、中央アジアに位置し、旧ソビエト連邦の崩壊後、独立した国です。
イスラム教を信仰する人が多いですが、厳しい戒律を守ることはなく、衣食に関して規制は緩やかですが、
一部の保守的な地域では、厳しい戒律を課しています。


イスラム式結婚式

結婚式が重要でないという国はありませんが、ウズベキスタンでは他の国よりも重要な儀式になっており、
お祝いが盛大に行なわれます。
イスラムの戒律は緩いと言われるウズベキスタンですが、男性、女性、別々のテーブルに着席します。
 
既に料理はセットされているので、新郎新婦を待つ間、食べても良いことになっています。 
新郎新婦が入場すると、結婚式の行事がはじまり、役所に提出する書類に新郎新婦、証人がサインをする他、
定番の指輪の交換が行なわれます。


ウズベキスタンの結婚披露宴

結婚式の行事が滞りなく終わると、晴れて夫婦として認められた2人を親戚や友人が抱擁し祝福します。 
その後、来賓挨拶、新郎新婦からそれぞれの両親へ花束贈呈が行われます。
両家の親族全員が、スピーチを終えると、後は、出席者による踊りによって祝福が延々と続きます。

新郎新婦も一緒にみんなが踊る中に入ります。
結婚披露宴ではなく、ディスコのような雰囲気に会場がなって結婚式の夜は更けていきます。


ウクライナ

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●ウクライナの結婚式事情

ウクライナの国の概要

ウクライナは、1991年ソビエト連邦崩壊後独立した国です。
ウクライナは、チェルノブイリ原子力発電所事故が起きたことでも有名です。
国民の宗教は、キリスト教徒でありながらも特定の宗教団体に属していませんが、カトリックがもっとも大きな勢力を持っているようです。


ウクライナで参加した結婚式

ウクライナで参加した結婚式では、非常に長い時間をかけて行われました。
写真を撮る時間をたっぷり設けられていて、写真撮影のために場所を変えて何度も撮ることが行われます。
お昼の12時から、始まり2時間くらいかけて結婚式が行われます。
そして、披露宴は夕方の6時から始まり、夜が明けそうな3時位まで続きます。

出席者は70名ほどで、それほど多い人数ではありません。
料理は食べきれないほど多くの料理が運ばれてきます。またお酒もたくさん飲むことができます。


披露宴はタフネスが必要

披露宴では新郎新婦が踊ったり、出席者による余興、出席者によるダンスタイムなどがあったり、
お酒が入って陽気で賑やかな夜が更けていきます。
新郎新婦は、いろいろな場面でキスを出席者から要請され、常にキスをしていなければならないほどです。

余程のタフでない限り、または踊り狂って身体を動かしていない限り途中で睡魔に負けそうな時間の長さです。


ウガンダ

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●ウガンダの結婚式について

ウガンダの国の概要

ウガンダは、アフリカ東部に位置し、イギリス連邦に加盟している国で宗教は、キリスト教が60%から75%で
残りは伝統宗教、精霊信仰、イスラム教などです。


ウガンダの結婚式の特徴

教会や披露宴の式場などに移動するとき新郎新婦がのる車には、リボンなどで飾り付けが行われています。
出席者は、男性は、民族衣装の上にジャケットを着用し、女性も民族衣装の「ゴメス」を身にまといます。

結婚式の参加者は中流クラスの結婚式では100名ほどが標準です。
新郎は新婦家族への贈り物として、花、野菜、果物、パン、生きたにわとり、牛の肉などを持ち会場へ向かいます。

会場では、新郎側、新婦側に分かれ、お互いが知らない者同士として、
お互いの紹介と結婚の交渉が行われる筋立てになって進行し、新婦側が新郎を結婚相手として認めることで、
交渉成立、結婚となります。


披露宴の内容

披露宴での進行は、会社の上司や同僚、友人などのスピーチやケーキ入刀、合間に写真撮影など日本とあまり変わりなく行われます。
お酒は出ず、料理もあまりに重点はおかれていません。
食事がおちついたところで、新郎新婦が、登場し今度はキリスト教に則って、聖書を読み、神様に誓いの言葉を述べて、
指輪を交換するセレモニーが行われます。
(式と披露宴が別々に行われる方式もあります)

その後、ケーキカットがされて、ケーキは出席者にデザートとしてふるまわれます。
新婦のお色直しは4回行われるが一般的です。


インドネシア

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●インドネシアの結婚式事情

インドネシアの国の概要

インドネシアは、東南アジア南部に位置し、世界最多の島国です。正確な島の数はインドネシア政府も把握できていないと言われています。
また、人口が多く世界で4番目の人口を有しています。
インドネシアでは、信教の自由が憲法で保障されています。
イスラム教が77%、キリスト教が13%、ヒンズー教が3%で、残りはその他宗教となっています。


インドネシア、日本の結婚式の違い

日本の結婚式では座る席も決められ、時間も狂いなく行われますが、
外国ではこれが異常であって、時間は遅れる、座る席は自由と言った方が一般的です。
インドネシアインドネシアももちろん後者のタイプです。

そいて、日本では披露宴の途中から出席して途中で帰るなんてことは許されませんが、
インドネシアでは、時間内ならいつでも出席して良く、退席も新郎新婦に挨拶してからならば問題ありません。
出席者に、招待状はきますが、返事は出さなくて出席しても良く、欠席しても、もちろん構わないおおらかさがあります。


お祝い金の渡し方

披露宴会場に着くと入り口の受付で記帳します。
記帳しなくてそのまま素通りしても良く、記帳すると記念品が貰えるという違いがあるだけです。

お祝いのお金は、封筒に入れて置かれている箱の穴に落とします。
これも、必ずしも披露宴に出席するからと言って入れる必要はありません。
服装も特に一般的というものはなく自由です。


インド

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●インドの結婚式は足掛け一週間

インドの概要

インドの正式名称はインド共和国で、10億人を超える国民は多様な民族、言語、宗教によって構成されています。

宗教的には、ヒンドゥー教徒が最も多いため、それによって定められた「カースト制度(身分制度)」の影響が現在も色濃く残っています。
ヒンドゥー教徒の次に多いのがイスラム教徒で、それに、キリスト教、シク教、仏教などの信仰を持っている人たちがいます。


披露宴会場まで、パレードする

インドでは結婚式の前に披露宴が行なわれます。
始まる時間は深夜ですが、発電源を積んだトラックが先頭になり、自宅から披露宴会場までを練り歩く行列を取り囲みます。
その後ろからは、マーチングバンドが大音量で演奏しながら続きます。
その時、新郎は、マハラージャの衣装に身を包み、先頭付近で白馬に跨っています。

披露宴会場に着くと、ノンストップで、新郎・新婦を含めた老若男女がダンスを踊り続けます。
今ではそれほど多くないようですが、屋根からお金を撒いて結婚を祝うこともあるようです。


深夜に行なわれる結婚式

披露宴が終了すると、夜中に親族や親戚だけが残り、屋外で僧侶を待ちます。
お坊さんが来ると、ヒンドゥーの一節を読み、新郎・新婦の額に赤い染料と米を付けます。
これには、「食べ物に困らないように」と言う祈りが込められています。

式が終了すると、親族、親戚が集まって会食します。
この時に、新郎と新婦は互いにご飯を食べさせ合う儀式を行ないます。

ほぼ徹夜状態で行なわれる披露宴と結婚式ですが、この後にも、新郎のターメリックの儀式や、
女性の親族だけが集まって行なうダンスパーティーなどがあり、この一週間の様子は全て録画・編集され保存されるそうです。


イラン

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●イランは基本的に「お見合い」で結婚する

イランの概要

イランの正式名称は、イラン・イスラム共和国です。
ペルシア、ペルシャとも呼ばれています。
首都はテヘランです。

1979年のルーホッラー・ホメイニー師によって、イラン・イスラーム革命が起こり、宗教上の最高指導者が、
国の最高権力を持つ「イスラム共和制」を樹立しました。
このため、宗教はイスラム教シーア派が国教となっています。


お茶が繋ぐ縁

まず、男性が適齢期の女性を探し始めます。
好ましい女性が見つかったら、男性とその両親や兄弟が一緒に女性の家を訪ねます。
選ばれた女性は、すぐには男性やその家族に姿を見せません。
女性が男性に「会っても良い」と思った時にお茶を運んで来ます。
男性はその後も、数回女性の家を訪ね、その間に女性は結婚を承諾するかどうかを決めます。

その後、男性から「ハステガリ(プロポーズのための訪問)」を受けた女性は、結婚に際しての条件や要望を話し合います。
そして、結婚前に離婚の際の慰謝料である「メヘリエ」の金額を決めます。

メヘリエが決まったら、婚約パーティーが行なわれます。
婚約パーティーは、コーランの教えに基づいて、結婚式の真似事のようなことを行います。
イスラム教の聖職者がコーランの一節を読み上げ、新郎・新婦が誓いの言葉を述べます。
すると、新郎・新婦の親族たちがコーランを持った二人の上で角砂糖をこすり、二人の幸せな生活を祈るのです。

そして、親族や友人たちが新郎・新婦と共に写真を撮り、音楽に合わせてダンスを踊るのです。


結婚式は3日間続く

1日目は、綺麗に身繕いした新婦の家に家族や親族が集まり、ダンスが始まります。
盛り上がって来た所で、「ヘナの儀式」が行なわれ、新郎は新婦の掌に、新婦は新郎の掌に、へナで名前を書き合います。

2日目も花嫁の家で結婚の儀式が行なわれます。
新郎・新婦の前にあるテーブルには、新居を意味するキャンドルのセットや、真新しいコーランなどが置かれ、その他に、
式の後にライスシャワーや紙吹雪のようにまかれる紙幣なども置かれています。

結婚の儀式では、再びイスラム教シーア派の僧侶の前で、新郎新婦が近いの言葉を述べます。


披露宴は新婦が主役

裕福な家庭では、披露宴をホテルで行なう場合もあるようですが、一般の家庭では新婦の家で行なわれることも多いようです。
親族、親戚、友人、知人だけでなく、近所の人も自由に参加出来る、オープンな披露宴です。

新郎新婦が入場すると、招待客たちは一斉に写真を撮ります。
それが終わると、ダンスが始まり、その間に、色々な人が持ち寄ってくれた料理が会場のテーブルに並びます。
知っている人、近くの人、みんなで結婚を祝おう、楽しもうと言うのがイランの披露宴なのです。



イラク

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●イラクは合同結婚式が盛ん

イラクの概要

イラクの正式名称は、イラク共和国で、首都はバグダッドです。
古代メソポタミア文明を受け継ぐ土地であり、世界第三位の原油埋蔵国です。

宗教は、国民の95%がイスラム教で、次いでキリスト教、マンダ教を信仰している人たちがいます。


結婚相手は親が決める

イラクでは、男性が適齢期になると、その親や親戚が男性に会いそうな女性を見つけます。
そして、相手の女性が見つかると、女性の家にお茶をご馳走になりに行くのです。
花嫁候補の女性はすぐには男性の両親や親戚には顔を見せず、しばらくしてからお茶を運んで来ます。
お茶を出し終えて、花嫁候補が台所に戻って行くまでの短い時間で、男性と結婚させるかどうかを決め、
話がまとまると、両家で「ダウリ」についての話し合いが行なわれます。

「ダウリ」とは、新郎が新婦に贈る持参金のことです。
ダウリは結婚後に夫婦で使用する家具などの購入に当てられます。
この他にも、新郎から新婦に金のブレスレットとネックレス、結婚式の衣装なども贈られます。

上記のような方式だと、新郎・新婦は結婚するまで顔を合わせないこともあるようですが、
職場で知り合った相手や、学生時代の友人と恋に落ちて結婚した、と言う人たちも沢山いるようです。


結婚を祝う音・音・音

夏の初めから秋の初めがイラクの結婚シーズンです。
新郎・新婦と親族たちは車に乗り込み、合同結婚式の会場に到着するまでの間、ひきりなしにクラクションを鳴らし続けます。
これがイラクでの結婚を祝う音の一つなのです。

例えば、ホテルなどで行なわれる結婚式の場合は、楽隊の演奏の中、新郎・新婦が入場すると、その周りを参列者が踊りながら練り歩きます。
ダンスは深夜まで続き、新郎・新婦の門出を祝うのです。


イタリア

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●イタリアの結婚は公表制

イタリアの概要

イタリアは南ヨーロッパに位置する共和制国家で、正式名称をイタリア共和国と言います。
首都はローマです。
北イタリアのトスカーナ地方は、ルネサンス発祥の地で、その中心でもありました。
その影響で、多くの芸術家が輩出され、作品が世に出されて行きました。
バレエ・ダンスの発祥の地であるとも言われています。

また、「アイーダ」を始めとしたオペラや、カンツォーネと呼ばれる歌謡曲も有名です。
現在も、ノーベル賞作家を輩出し、世界的な作品作品を送り出し続けています。

宗教は、国民の90%がキリスト教のカトリックで、プロテスタントの信者の数はそれほど多くありません。
近年はアラブ系の移民が増えたことにより、イスラム教徒を信仰する人も増えているようです。


6月は結婚式ラッシュ

日本でも6月の花嫁は幸せになれると言われ、この月に結婚式を挙げるカップルが多くいますが、
イタリアにも、「Sposa di giugno(6月の花嫁)」と言う言葉があり、毎年結婚式ラッシュが起こります。
イタリアには結婚する方法が2つあります。
市役所で簡素に済ませるか、教会で結婚式を挙げると言う方法です。

市役所で手続は費用がかからず、万が一離婚することになってしまった場合でも、簡単に手続きをすることが出来ます。
バチカン王国の伝統やしきたりに縛られることなく、カップルそれぞれ、好みの結婚式を挙げることが出来ることになっているので、
こちらを選ぶカップルが増えているようです。
とは言え、離婚の手続きも日本とは異なり、書類を提出すれば良いと言う訳ではありません。

イタリアでは結婚する時に、役所に結婚の申請を行います。
書類に氏名、住所、生年月日、職業を書き込むと、結婚する意志があると見なされ、公表されるのです。
公表された書類を見た人たちから異議が無いまま2週間を過ぎれば、市役所で市長と証人の立会いの元、
結婚証明書に新郎・新婦のサインをして、晴れて夫婦となります。
この時、ウエディングドレスを着る人はいません。
それに見合った白いドレスなどを身に着け、誓いの言葉を述べ、指輪の交換を行います。

教会で結婚式を行なう場合には、結婚の申請書を教会と市役所の2箇所で公表されます。
更に、神父から直々に結婚の心構えのコースを受ける必要があります。
結婚はある意味契約、一生愛し続けることが出来るか、互いに尊敬し合い、ありのままの姿を愛せるか、
困難なことが起こった時はどう解決するか、と言ったことを学ぶために、神父と面談のようなことが行なわれるのです。
グループで行なう場合と、それぞれのカップルのみで行なう場合があります。
残念ながら、離婚暦のある人は教会で式を挙げることが出来ません。


ウエディングパーティーは華やかに

イタリアは、かつて沢山の貴族が暮らしていた土地であるため、大きな邸やお城などが沢山残されています。
その邸やお城、ホテルやパブなどで、挙式後にウエディングパーティーが開かれます。

招待客は会場で食事や会話を楽しみながら、新郎・新婦が到着するのを待ちます。
イタリアには、日本のようなお色直しは無く、新婦は一日中、ウエディングドレスを着て過ごします。

ウエディングパーティーでの料理はイタリアのフルコースが振舞われます。
食事の途中で、招待客に新郎・新婦から、「コンフィティ」と言うささやかなプレゼントが贈られます。
小さな粒の白いチョコレートです。
招待客にプレゼントするのが縁起が良いとされています。
コンフィティと一緒に、新郎・新婦からのプレゼントが箱に入っていることがありますが、品物についてはそれぞれのカップルによります。

コンフィティが配られた後、新郎・新婦が招待客の前でキスを交わします。
ゲストが満足するキスをすると、緑のフラグがそれぞれぞれのテーブルで挙がります。
招待客が満足しないキスの場合、赤いフラグが挙げられ、キスのやり直しをしなければなりません。

その後はウエディングケーキが運び込まれ、ケーキカットとなります。
数時間に及ぶウエディングパーティーですが、22時を回っても会場はまだまだ盛り上がり続けるのです。


イスラエル

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●イスラエルの結婚式は厳粛、披露宴は派手

イスラエルの概要

イスラエルの正式名称は、イスラエル国で、中東のパレスチナににある国です。
イスラエル国としては、首都はエルサレムであると主張していますし、事実上はそうなっていますが、
国連などがそれを認めておらず、その場合はアルデビブが首都として定められています。

現在、イスラエルでは宗教・文化・社会的背景が多様な人たちが暮らしています。
人口は550万人で、その多くがユダヤ教ですが、世俗派、伝統派、宗教派、超正統派と分かれています。
次いで、イスラム教、キリスト教、ドルーズ教を信仰している人がおり、残りの人たちはその他の宗教を信仰しています。

イスラエルでは、同じ信仰を持つ者同士でなければ結婚することは出来ません。
異教徒との結婚は、「制度」として認められていないからです。


ユダヤ(教)は神前結婚

イスラエルではユダヤ教を信仰している人が多いため、ラビと呼ばれるユダヤ教の聖職者が結婚式を司ります。
結婚式は、大体21時頃から始まります。
最初に祈祷が行なわれた後、杯に入ったワインをラビがひと口飲み、それを新郎・新婦、双方の家族で回し飲みします。

結婚指輪は、花婿と花嫁が互いに交換するのではなく、花婿が花嫁の右手の人差し指に填めます。
この指輪は、実際は左手の薬指用に作られたものなので、人差し指に填めると、途中までしか填めることが出来ないようです。

そして、結婚式の最後には花婿がアルミホイルに包まれたグラスを足で踏んで割る儀式が行なわれます。
このグラスの割れる音が、結婚式が恙無く終了したと言う合図となり、参列者からの祝福の拍手や歓声が巻き起こります。


踊って楽しむ披露宴

披露宴会場に移動する頃、時刻は22時を回っています。
会場のテーブルには前菜などがセットされ、招待客たちは歓談しながら新郎・新婦の登場を待ちます。
イスラエルの結婚式は、披露宴に沢山の人を呼ぶ習慣があり、1度の披露宴に400人~500人の人が集まることもあるようです。

新郎・新婦が会場に登場します。
しかし、二人の席は用意されていません。
何故なら二人は、入場した途端に会場の中央に立って、スポットライトを浴びながらダンスをするからです。
最初はチークダンスから踊り始め、それに誘われるように招待客たちも踊り始めます。
フロアに出てダンスを始める人が増えて来ると、アップテンポな曲に変わり、一気に会場は盛り上がります。
イスラエルの披露宴には必ずと言っていいほど、DJが参加し、DJブースからイスラエルの歌謡曲を流してくれます。
披露宴の参加者が、みんな踊って楽しみ、新郎・新婦を祝福するのです。


食事はダンスの合間に

ダンスが盛り上がって来た頃、新たに野菜を中心にした前菜、魚料理、メインとなる肉料理やデザートなどが次々と運ばれて来ます。
大概の場合、メインディッシュは肉料理となっていますから、お祝いのためにも全品味わいたい、と考える人は、
加減をしながら食べているようです。

踊っては食べ、食べては踊り、を繰り返しながら、披露宴は深夜まで続いて行きます。



イギリス

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●イギリスの結婚式は親族、親戚のみ

イギリスの概要

イギリスの正式名称は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国です。
英語では、United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandと表記されます。
イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドから構成される立憲君主制国家です。

宗教は、2011年現在、キリスト教徒が71.6%、イスラム教徒が2.7%、ヒンドゥ教徒が1.1%いるそうです。
イギリスの総人口の内、15%が無宗教です。


イギリスの結婚式は、どちらかと言えば「地味婚」

イギリスの結婚式で、一番簡素なのが戸籍登録所で行なう結婚式です。
宗教を伴わず、法的手続きのみを行います。
役所と言っても、日本とは違い、婚姻登録専用の部屋があります。
高級ホテルのような内装で、花が生けられ、親族や結婚の証人ようの席が用意されているので、
婚姻届の提出を、ただの手続きではなく、結婚の儀式として扱ってもらうことが出来るのです。

おめでたい日用の、ちょっと特別なスーツを着込んで役所に行き、ブーケを持って婚姻登録専用の部屋に入り、
結婚証明書にサインをします。
儀式の後に、みんなで写真撮影をしたり、家族、親族で食事をしたりすれば、それで結婚式は終了です。


ポピュラーなのはキリスト教会での挙式

イギリスの結婚式は、大抵の場合、土曜日に行なわれます。
花嫁・花婿は自宅で身支度をしてから教会に向かいます。
イギリスでは、結婚式の前日から、花嫁と花婿は顔を合わせてはいけないと言うしきたりがありますが、
現在は結婚前から同棲しているカップルも多く、しきたり通りに行動する訳には行かないカップルが沢山います。
そこで、同棲しているカップルの場合は、花婿が先に教会へ行き、花嫁の到着を待つことになっているようです。

支度が整った花嫁は、運転手付きのベンツかロールスロイスのハイヤーで、教会へと向かいます。
高級車よりも、もっと豪華にしたいと言う人は、馬車を利用して教会へと向かいます。
到着した花嫁は、実父と腕を組んでヴァージンロードを歩き、花婿が待つ祭壇へと歩いて行きます。

式が始まると、結婚の誓い、指輪の交換が行なわれ、賛美歌が教会の中に響き渡ります。
こうした儀式が終了すると、花嫁と花婿は参列者を残したまま別室に入り、そこで結婚証明書にサインします。
法的な手続きが済んだ所で、花嫁と花婿が腕を組んでヴァージンロードを歩き、教会を後にします。
ドアの外では列席者が並び、二人を紙吹雪で祝福します。


食べて、飲んで、踊る。それがイギリスの披露宴

イギリスで行なわれる結婚披露宴は、レストランやパブ、お城の宴会場、
また、一般家庭にある庭が広々としているので、自宅の庭で行なわれることもあります。
庭用のテーブルや椅子、テントなどはレンタルすることが出来ますし、お料理もケータリングなどを利用することが出来ます。

披露宴会場の入り口で、花嫁と花婿、双方の両親やベストマン(花婿側の付き添い人)、
ブライズメイド(花嫁側の付添い人)と共に列席者を迎え、列席者が全員席に着いたら、迎えた方も席に着きます。
司会者がいないので、大抵の場合、ベストマンがその役割を担います。
日本とは違い、お色直しなどはありません。
普段よりも人数が多く、賑やかなディナーと言った趣です。

みんなで楽しく食べて、飲んで、食事が済んだら花婿の父のスピーチ、花婿のスピーチ、ベストマンのスピーチが続きます。
場合によっては、花嫁やその友人がスピーチをすることもあります。
その後は、祝電が披露され、ケーキカットが行なわれます。

それから、結婚を祝うダンスが始まります。
このダンスが披露宴の最後を飾るものです。
花嫁と花婿が最初にダンスを踊り、花婿が花嫁の母親と、花嫁は花婿の父親と踊り、ベストマンはブライズメイドと踊ります。
個々までがファーストダンスと呼ばれ、このダンスが終わると、会場を後にする招待客も出始めるようです。
ファーストダンスが終わると、会場に残っている招待客たちも踊り始めます。
披露宴でのダンスは、伝統としてはワルツを踊るのですが、現在は花婿と花嫁が好きな曲を選び、
ダンスを楽しむのが当たり前になっているようです。


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