中央アフリカ共和国

●中央アフリカ一夫多妻制度の結婚

中央アフリカの国の概要

中央アフリカは、アフリカのほぼ中央に位置する共和国で、首都はバンギです。
バンギ系の言語を話す民族が中心の国家で、公用語はフランス語になっています。

中央アフリカの宗教は、伝統的宗教が約24%、プロテスタントが約25%、カトリックが約25%、イスラム教が約15%、その他が残りとなります。


アフリカに多い一夫多妻

中央アフリカの結婚式は宗教や民族によってかなり異なりますが、都会の地域では少なくなってきたものの、
地方の方へ行くと、一夫多妻制の結婚の形式をとっていることがよくあります。

アフリカの一夫多妻制は、それぞれの部族の習慣である場合もあるし、宗教的なものである場合もありますが、
アフリカ型の一夫多妻制の場合、同じ家に住んでいるのではなく奥さんと子供は、1軒屋を与えられ、
夫がその家々を周るということが多いようです。

ですので、裕福な人でないと一夫多妻制をすることはできません。
複数の妻と結婚する夫は、それぞれの生活の援助をしなくてはならないからです。


一夫多妻の結婚式

一夫多妻制の結婚式では、それぞれの民族や部族の結婚式を、それぞれの妻と行います。
儀式の後に、部族の踊りなどを行うことも中央アフリカの結婚式では多く見られ一夫多妻制の結婚式でも
夫と妻が踊る、ということもあるようです。

このような一夫多妻の結婚式では、その他の妻が参加することも常識になっています。

決して日本人が想像しているようにつかみ合いのケンカをするようなことはないと思いますが、
夫がふがいない場合はこの限りではありません。


腹違いでも仲がいい子供たち

イスラム的な一夫多妻の場合もそうですが、アフリカの一夫多妻でも腹違いの子供たちは仲が良かったり、
何かあった時は、それぞれの妻同士が協力し合うことも多いようです。

例えば、中央アフリカの部族の有力者で一夫多妻の場合、広い土地で妻たちも農作業などをしていることがあります。
子供が大きくなれば、子供たちも農作業を自然に手伝うのですが、皆、家族、という意識が強いので
色々な仕事面でも助け合うことがあります。

このような関係を築き、妻同士を仲良くさせられるのが良い一夫多妻の夫、ということになります。


日本でも以前は一夫多妻があった

今の日本では考えられない制度ですが、日本でも明治初めまでは一夫多妻も認められていたので、
決して節操のない制度ということではありません。大奥がその典型ですね。

有力でお金を持っている男の人は、アフリカでもイスラムでも日本でも自分の子孫を多く残したいと言う、一種の本能なのかもしれません。
現在では日本で一夫多妻は法律で認められていませんが、その昔は側室を置くなどして、中央アフリカの結婚を思わせる状況だったこともあります。

ただ、おそらくアフリカの考え方では、村人も、複数の妻も、腹違いの子供も大事な家族に変わりないということなのでしょう。
おおらかなアフリカだからこそ、細かいことより効率的な制度をやっていけるのかもしれません。




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