中央アジアの最近のブログ記事

●ウズベキスタンの結婚式について

ウズベキスタン国の概要

ウズベキスタンは、中央アジアに位置し、旧ソビエト連邦の崩壊後、独立した国です。
イスラム教を信仰する人が多いですが、厳しい戒律を守ることはなく、衣食に関して規制は緩やかですが、
一部の保守的な地域では、厳しい戒律を課しています。


イスラム式結婚式

結婚式が重要でないという国はありませんが、ウズベキスタンでは他の国よりも重要な儀式になっており、
お祝いが盛大に行なわれます。
イスラムの戒律は緩いと言われるウズベキスタンですが、男性、女性、別々のテーブルに着席します。
 
既に料理はセットされているので、新郎新婦を待つ間、食べても良いことになっています。 
新郎新婦が入場すると、結婚式の行事がはじまり、役所に提出する書類に新郎新婦、証人がサインをする他、
定番の指輪の交換が行なわれます。


ウズベキスタンの結婚披露宴

結婚式の行事が滞りなく終わると、晴れて夫婦として認められた2人を親戚や友人が抱擁し祝福します。 
その後、来賓挨拶、新郎新婦からそれぞれの両親へ花束贈呈が行われます。
両家の親族全員が、スピーチを終えると、後は、出席者による踊りによって祝福が延々と続きます。

新郎新婦も一緒にみんなが踊る中に入ります。
結婚披露宴ではなく、ディスコのような雰囲気に会場がなって結婚式の夜は更けていきます。


●中国の結婚は結婚証明書がカギ

中国の歴史ある結婚式

中国は長い歴史を持つ国になります。
アジア諸国の様々な文化に影響を与えてきた歴史を持つ中国ですから、独自のスタイルでの結婚式を行っているようです。
近代化が進み、中国の結婚式事情も変わってきましたが、昔ながらの結婚式を行うことも多くあります。

中国の祝い事、冠婚葬祭に欠かせないものと言えば爆竹になります。
爆竹を盛大に鳴らし、これから結婚式を開始するということを知らせます。


結婚証明書の発行が必要な中国の結婚

結婚式を開始する前に必ず発行しなければならないものがあります。
海外などでよく見る結婚証明書がありますが、中国の場合、結婚証明書は絶対に必要になります。

テレビなどで中国に関してのニュースなどを見て不思議に思ったことのある方もいるかもしれませんが、
中国は基本的に夫婦別姓になっています。
そのため、夫婦であるかどうかを証明するために必ず結婚証明書が必要になるのです。
あらゆる場面で必要になりますので、中国の夫婦は常に結婚証明書を携帯することになります。
結婚式を始める前に必ず、この結婚証明書を発行してもらわなければいけない点は、日本とは大きく異なるところですね。

また、中国では結婚証明書を持たない未婚の男女が一緒に暮らすことは禁止されていますので、
夫婦として新しい門出を迎えに当たって必ず必要になります。


中国の習慣であるお辞儀は結婚式でも

無事に結婚証明書が発行され、招待客の前で結婚証明書を披露した後、指輪の交換になります。
その後、結婚の見届け人に対して礼を3回、新郎新婦の両親に3回、仲人、新郎新婦が互いに3回のお辞儀を行います。

このお辞儀は中国の習慣によるもので、相手に対する礼儀の表れでもあります。
互いに礼をし合い、結婚を認めるかと言う確認をした後に結婚式が締めくくられます。

キリスト教式で見られる宣誓と指輪の交換のような儀式もありましたが、基本的には教会などではなく、
ごくごく普通の会場で行われる中国の一般的な結婚式の風景になります。


モンゴル

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●モンゴルの結婚式について

モンゴルの伝統的な結婚式

今なお、古い伝統を守り、結婚式を行っている国は多くあります。
宗教や文化によって結婚式は大きく変わり、様々な特徴を持っています。
日本でも相撲取りなどでよく見られるモンゴルの結婚式も古きよき伝統を守る結婚式を行っています。

モンゴルで結婚をする場合、男性は女性の家に対して贈り物をすることから始まります。
日本で言うと所の結納になりますが、現金、衣服、アクセサリーなどを贈るようです。
また、女性側は嫁入り道具を一式揃えることが結婚のための準備になります。
このあたりの流れは日本の伝統にもある結納に近い部分がありますので、比較的理解もしやすいでしょう。


珍しい風習のモンゴルの結婚式

結納が終わり、結婚式の当日になると、新郎は介添人を伴って新婦の自宅へと迎えに行きます。
このとき、新郎は新婦を連れ帰るまでは一切の言葉を発してはならないとされており、行動の全ては介添人を通してやり取りされます。
また、新郎は手を動かすことも禁止されるため、食事なども介添人に協力してもらう必要があります。
無事に花嫁の自宅へ着いた後は、新郎が一人で過ごし、その間に新郎の親族が嫁入り道具を運び出します。

一連の流れだけでも日本では見ることの出来ない珍しい風習になっています。
なぜ言葉を発してはいけないのか、なぜ腕を動かしてはいけないのかと言うことは今となっては分からないですが、
古くから伝わる伝統として残されているものが、今のモンゴルの結婚式なのでしょう。


●タジキスタンの結婚はお見合いが多い

タジキスタンの国の概要

タジキスタンは、旧ソ連から独立した中央アジアの共和国で、約80%がタジク人、約16%が
ウズベク人となっており、公用語はタジク語とロシア語になっています。
タジキスタンの国民の多くがイスラム教徒で、結婚式にもイスラムの教えが深く関わっています。


タジキスタンの結婚式

タジキスタンの地方では、恋愛結婚で結ばれるカップルもいるのですが、主流はお見合い結婚に
なっていて、花嫁や花婿の親や親族の話し合いで決まることが一般的です。

女性の結婚年齢は、日本に比べるととても若く、16歳から18歳、中学や高校卒業程度で
結婚式は、花嫁の家の庭で行います。結婚式には、親類や村人等100人を超える人が集まり
祝福しますが、法律で150人までしか招待してはいけないことになっています。


タジキスタンの色々な風習

花嫁は、結婚前夜に密封した部屋で布団をかぶり、横になっていなければならないという
決まりがありますが、結婚式当日に綺麗に見られる為の習慣のようで、日本で女性が
ブライダルエステに通うのと思考的には何ら変わりません。やはり、結婚式当日に美しく
ありたいというのは世界中の女性の共通の思いのようです。

タジキスタンの花嫁衣装は、美しい刺繍が施され色鮮やかなことで知られており、花嫁は
花婿から送られた赤いスカーフと白いベールで顔を覆っていて、花婿以外の者はベールを
めくることはできません。


結婚式には5人だけ

花嫁の家には、結婚する花嫁と花婿、それぞれの叔父・伯父、宗教指導者の5人しか
入室することができず、両親や親類などは、家の外で結婚の儀式が終わるのを待ちます。

結婚の儀式が終わると、外で花嫁と花婿がお披露目され花婿の自宅へ移動します。


タジキスタンの披露宴

花婿の自宅では、ヒツジの肉などの食事が用意されていて、歌ったり踊ったりする人も
いますが、そんなに派手な結婚式ではありません。法律で過剰な支出を抑えているからです。
違反すれば罰金の対象となる為、規定の中での結婚式となっています。

このタジキスタンの結婚式は3日間ほど行われることが普通の様です。


結婚後40日間は一緒

結婚式の後、40日間花嫁は特別な帽子をかぶっていることとなっています。
この期間中は夫婦一緒に行動することが基本となっていて、夫婦以外の異性と2人きり
になることは避ける慣わしです。

40日が過ぎると花婿は花嫁を置いて出稼ぎする事が多く、一度出稼ぎに行くと、1年ほど
戻らないことも珍しくありません。

経済状態が厳しいタジキスタンでは、新婚といえども離れて暮らすことを余儀なくされていますが
それゆえ、家族の結びつきが強く、また、宗教的な意味合いからも日本の様に旦那さんが浮気する
ことも少ないようです。

タジキスタンでは、本人同士よりも家と家との結びつきを重んじることが若い人にも浸透
していますが、だからこそ、迎えた花嫁を花婿の家族も大切にするのかもしれません。










キルギス共和国

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●キルギス 今でも一部に略奪婚が行われている!?

キルギスってどんな国?宗教は?

キルギスはソビエト連邦が崩壊した後に誕生した国で、中央アジアに位置し、中国とも国境を接している国です。
キルギスの国ではイスラム教スンニ派教徒が多く、そのため結婚式はイスラムの慣習によって行われるのが一般的かと思われますが、キルギスではあまり宗教的な色彩は濃くなく、近所の空き地などを利用して簡単に行われることもあります。

昔は女性の略奪婚が行われていた

尚、現在の結婚の風習ではないですが、昔、キルギスを含む中央アジアの国々では花嫁の略奪が横行し、花嫁は結婚式で初めて花婿を見るというように女性の意思が全く尊重されないような結婚の風習が行われていたということです。
日本でも一部の身分階級とはいえ、戦国時代の大名の娘は政略結婚で自分の意思とは全く関係なく結婚されていたことや、比較的近代まで、地方に行くと親の言うとおりの結婚を女性はさせられていました。

キルギスでは、現在は法律で禁じられているようですが、慣習として残っていて、知り合いの女性などで気に入れば、略奪が今でも行われているということです。

キルギスのもう一つの変な慣習

また、キルギスでは、花婿は花嫁の家に、日本で言う結納金というようなものではなく、身体を受け取るような意味でのお金を渡す慣習が残っています。
これは結婚をお金で買うという意味ではなく、キルギスでは女の子が生まれると将来の花嫁のためにしっかりとお金をかけて育てるという考えから、花婿は、しっかり良く育ててくれましたと言うお礼の意味を込めて、相手の家に対して、お金を払うという意味です。

結婚式がどのような行われる以前に、結婚というものが、すごい方法で行われていることに驚きです。


カザフスタンの結婚式ではひたすら踊る

カザフスタンの国の概要

カザフスタンは、中央アジアの共和国で主都はアスタナ、国民の約6割がカザフ人で
約23%がロシア人となっています。公用語はカザフ語とロシア語、国民の約半数がイスラム教の信者で、残りがキリスト教信者、その他の宗教などとなっています。
カザフスタンのイスラム教徒は、アラブ諸国の様に戒律を厳格に守るものは少なくなっています。

カザフスタンの結婚式

カザフスタンでは、以前の日本と同じく自宅で結婚式を挙げるカップルもいますが
ホテルなどで結婚式&披露宴を行う事も多く、経済事情などで違うようです。
イスラム教徒とキリスト教徒がカザフスタンには多いのですが、イスラム教の披露宴でも男女同じ部屋で行うので宗教的な色合いはほとんど感じられません。

自宅結婚式はアットホーム

自宅での結婚式では、新婦も招待客をもてなす為の料理を作ったりと終始アットホーム無雰囲気です。
カザフスタンでは御馳走の羊を丸ごと1匹食べるのも結婚式の楽しみと なっていて、他にもカザフスタンのおいしい料理が招待客にふるまわれます。
ある程度、食事が終わると、とにかくお祝いのダンスが陽気に楽しく踊られます。

ホテルでの披露宴

カザフスタンのホテルでの結婚式は、日本の結婚式と同じような雰囲気ですが スピーチが入れ替わり立ち替わり長時間続き、最後にはほぼ全員でダンスを踊ります。金のリボンで飾られた会場には、
カクテルドレスやワンピースなどを着たご婦人たちが 集い、男性はスーツ等の服装で飲んだり食べたりおしゃべりしたりしています。
あまり、スピーチを真剣に聞いている人はいないようですが、ダンスの時はとても盛り上がり、年配の女性も自分からふっきれたように踊ります。

結婚式でのご祝儀は現金

カザフスタンの結婚式や披露宴では、招待客が順番に呼ばれ、式の冒頭で現金を椅子の上に置いていきます。
日本は、御祝袋等に入れますが、カザフスタンは現金をそのまま置くのです。
誰がいくらくらいおいたか他の方からも丸見えですが、そんなことを気にしている人はほとんどいません。

とにかく踊るのが大好きなカザフ人

カザフスタンの結婚式では、自宅で結婚式を行っても、ホテルで行っても
とにかく踊りまくる事が多いようです。宗教もあまり関係ないので、男女が多いに盛り上がって踊るのですが、長い時はこの踊りが何時間も続きます。
何時間踊っても疲れ知らずのカザフ人は、陽気でパワフルです。
結婚しても明るく、御祝の時には踊る楽しい生活が目に浮かぶようです。

国情報(wikipedia): http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B6%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3

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