タジキスタン共和国

●タジキスタンの結婚はお見合いが多い

タジキスタンの国の概要

タジキスタンは、旧ソ連から独立した中央アジアの共和国で、約80%がタジク人、約16%が
ウズベク人となっており、公用語はタジク語とロシア語になっています。
タジキスタンの国民の多くがイスラム教徒で、結婚式にもイスラムの教えが深く関わっています。


タジキスタンの結婚式

タジキスタンの地方では、恋愛結婚で結ばれるカップルもいるのですが、主流はお見合い結婚に
なっていて、花嫁や花婿の親や親族の話し合いで決まることが一般的です。

女性の結婚年齢は、日本に比べるととても若く、16歳から18歳、中学や高校卒業程度で
結婚式は、花嫁の家の庭で行います。結婚式には、親類や村人等100人を超える人が集まり
祝福しますが、法律で150人までしか招待してはいけないことになっています。


タジキスタンの色々な風習

花嫁は、結婚前夜に密封した部屋で布団をかぶり、横になっていなければならないという
決まりがありますが、結婚式当日に綺麗に見られる為の習慣のようで、日本で女性が
ブライダルエステに通うのと思考的には何ら変わりません。やはり、結婚式当日に美しく
ありたいというのは世界中の女性の共通の思いのようです。

タジキスタンの花嫁衣装は、美しい刺繍が施され色鮮やかなことで知られており、花嫁は
花婿から送られた赤いスカーフと白いベールで顔を覆っていて、花婿以外の者はベールを
めくることはできません。


結婚式には5人だけ

花嫁の家には、結婚する花嫁と花婿、それぞれの叔父・伯父、宗教指導者の5人しか
入室することができず、両親や親類などは、家の外で結婚の儀式が終わるのを待ちます。

結婚の儀式が終わると、外で花嫁と花婿がお披露目され花婿の自宅へ移動します。


タジキスタンの披露宴

花婿の自宅では、ヒツジの肉などの食事が用意されていて、歌ったり踊ったりする人も
いますが、そんなに派手な結婚式ではありません。法律で過剰な支出を抑えているからです。
違反すれば罰金の対象となる為、規定の中での結婚式となっています。

このタジキスタンの結婚式は3日間ほど行われることが普通の様です。


結婚後40日間は一緒

結婚式の後、40日間花嫁は特別な帽子をかぶっていることとなっています。
この期間中は夫婦一緒に行動することが基本となっていて、夫婦以外の異性と2人きり
になることは避ける慣わしです。

40日が過ぎると花婿は花嫁を置いて出稼ぎする事が多く、一度出稼ぎに行くと、1年ほど
戻らないことも珍しくありません。

経済状態が厳しいタジキスタンでは、新婚といえども離れて暮らすことを余儀なくされていますが
それゆえ、家族の結びつきが強く、また、宗教的な意味合いからも日本の様に旦那さんが浮気する
ことも少ないようです。

タジキスタンでは、本人同士よりも家と家との結びつきを重んじることが若い人にも浸透
していますが、だからこそ、迎えた花嫁を花婿の家族も大切にするのかもしれません。










  • 地図から探す
  • 宗教圏から探す
  • アカサタナ順で探す

ページの先頭へ