ベラルーシ

●ベラルーシの結婚式事情

ベラルーシの伝統的な結婚式

ベラルーシはロシアに近い国になります。
農村の多い小さな国で、古くから伝統的な結婚式を行っている国でもあります。
昨今では近代化も進み、教会での結婚式を行うカップルも増えていますが、
昔ながらのベラルーシの伝統的な結婚式を挙げるカップルもまだまだ多くいるようです。

ベラルーシの結婚の準備は女性が5歳程度のころから始められると言われています。
結婚時に女性は親族、新婦側親族の男性にベルトを贈る習慣があるそうです。
このベルトの作り方を覚えることからベラルーシの結婚準備が始まります。
5歳程度から作り方を覚え、日々練習を始めて、プロポーズを受けるころには数本を作っておくようにするのが慣わしになります。
また、結婚式当日に贈るものになりますので、当日までに人数分のベルトが完成していなければいけません。

結婚式当日は新郎が新婦の家へ迎えに行くことから始まります。
このとき、新婦が待っているのは木箱の中になります。
新婦の入った木箱を担ぎ、あるいは引き摺り運ぶのがベラルーシの伝統的な花嫁のエスコートになります。
花嫁の入った木箱を運ぶことが出来ない男性は「力のない男」として親族などに笑われることになりますので、
男性は必死になって新婦を運びます。


ベラルーシの結婚式の風景

ベラルーシの伝統的な結婚式は通常見られる教会式の結婚式とは若干違います。
新婦は親族と共に新郎の家へ行き、黒パンに塩をつけて食べる儀式を行います。
新郎の親族が黒パンを乗せた亜麻のタオルを渡し、ちぎって塩をつけて食べると言うのは、歓迎の挨拶と
感謝の挨拶の儀式だと言われています。

一連の儀式を終えると結婚式は一段落しますが、披露宴が始まります。
この披露宴は実に1週間程度の長期間行われ、食べ、飲み、歌い、踊り、新郎新婦の新しい門出を盛大に祝います。

ベラルーシにとって結婚式は一種のお祭りであったとも思えます。
また、農村の多いベラルーシですので、結婚式を挙げることができるのは、収穫などのある時期は禁止されており、
冬など比較的時間に余裕のある時期に行うことが多かったようです。

現在では、こうした伝統的な結婚式を行うことも少なくなってきましたが、まだまだ伝統的な結婚式、風習を守っている地域も多くあります。
日本でも神前式など伝統的な結婚式があり、今なお守られ続ける文化ですから、
ベラルーシの伝統的な結婚式も守られるべき大切な文化ではないでしょうか。


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