●ベルギーの結婚式事情
ベルギーの結婚式
ベルギーは西ヨーロッパに位置する王国になります。
オランダを隣国に持つ自然豊かな国で、毎年多くの方が観光に訪れる国でもあります。
キリスト教徒の多い国ですので、ベルギーでの結婚式は主に教会での結婚式になります。
日本での教会式といえば、新婦が新郎の元へ行き、神父の問答に答える形で宣誓を行って、
指輪の交換、誓いのキスなどを行うのが一般的な教会での結婚式になりますが、
ベルギーの結婚式セレモニーは日本の教会での結婚式とは異なります。
ベルギーの場合、キリスト教が主教になっていますので、教会なども非常に設備の整ったもので、
結婚式ともなれば、聖歌隊の合唱などを聞くことも出来ます。
日本とベルギーの違いですが、形式だけの教会式とキリスト教徒としての教会での結婚式では、
やはりセレモニーにも違いが出てくると言うことでしょう。
教会という神聖な場所ですから、厳かな雰囲気で進められ、式が終わり、屋外に出た後で参列者などから
祝福の言葉などをかけられます。
ベルギーの披露宴
ベルギーの披露宴は日本の披露宴とは大きく異なります。
日本の披露宴は長くても3時間~4時間程度で終わりますが、ベルギーの披露宴はほぼ一晩中続けられます。
日本で言うところの2次会3次会を合わせて行う形になりますから、時間的にも非常に長いものになります。
一般的な披露宴の流れとしては、カクテルパーティ、友人たちによる余興、食事、その後にダンスパーティという形で進行していきます。
この一連の流れで明け方の4時頃までダンスに興じると言うのですから、ベルギー人のエネルギーには驚かされます。
日本では、翌日仕事などを理由に途中で抜ける方も多いですが、ベルギーの場合、ほとんどの方が最後までダンスを続けようです。
日本人から見れば、そんなに長く披露宴など出来ないと思われるかもしれませんが、
ベルギーではごくごく当たり前の結婚披露宴の風景ですから、文化の違いなのでしょう。