ブルガリア共和国

●ブルガリアの結婚式事情

ブルガリアの結婚式の風変わりな風習

どこの世界でも娘は可愛いく、嫁に出したくないと思うのが親の心情かもしれません。
男性はいずれ結婚し、妻を娶って家庭を築くと言う認識ですから、男性の結婚は歓迎されます。
逆に女性の場合、嫁へ行くというのは、家庭から出ると言う意味を持ち、家族との別れを意味しています。
特に昔から男親は娘を非常に可愛がる傾向にあるのは、どこの国も同じようです。

ブルガリアの結婚式の前に、必ず行われる風習があります。
それは、花嫁の自宅から花婿が花嫁を奪いに行くという風習になります。
実際に奪いに行く、力ずくでと言うことではなく、一つの儀式としての風習ですので、
ブルガリアではごくごく当たり前の光景になります。

ブルガリアの新郎が新婦の自宅の呼び鈴を鳴らすと新婦の家族が現れます。
そして、「新婦を欲しければ見合った対価を支払え、支払わなければ新婦に会わせる事は出来ない」と言うような
押し問答があり、付き添え人と一緒にドアを開いて新婦に会います。

無事に中に入ることが出来た後は新婦と家族は新郎を暖かく向かえ、結婚式の時間までを歓談などして過ごすようです。
日本とはずいぶん違った風習であるように思えますが、日本にも結納金と言うものがありますから、
ブルガリアの風習に近いものはあるのかもしれません。


ブルガリアの結婚は指輪交換だけではない

日本で結婚式と言えば、指輪の交換が一般的になります。
神に宣誓をし、指輪を交換することで結婚の儀式は終了しますが、ブルガリアの場合、交換をするのは指輪だけではありません。

ブルガリアでは、結婚式の時に限り、誰でも王妃であり、王であるとされます。
そのため、新郎と新婦は王冠を被っており、指輪の交換の後に王冠の交換を行います。
王冠の交換を終えると、付添い人と新郎新婦は祭壇の周りを3度周り、教会式は終了します。

日本の教会式に比べると、ブルガリアの教会式はまったく違うものに見えますが、国が変われば結婚式も変わると言うことでしょう。
同じキリスト教式の結婚式でも、国によって違いがあると言うことが分かります。
結婚式が終われば、新郎新婦が外へ退場するのですが、この際、包みに入ったコインを参列者に向かって撒き散らします。
参列者がコインを拾う事で、コインを拾った方には幸福が訪れると言う言い伝えがあるそうです。


  • 地図から探す
  • 宗教圏から探す
  • アカサタナ順で探す

ページの先頭へ