フランス共和国

●フランスの結婚式について

フランスの結婚式ではセレモニーが多い

日本では結婚式、披露宴を行い、役所へ必要書類を提出すれば受理され、結婚が認められるようになりますが、
フランスの場合には少し違います。
フランスでは、教会で式を挙げ、神に宣誓をしたのと同じように役所でも市長や市長代理の前で宣誓を行わなければいけません。
この際、新郎新婦のほか、保証人、親族友人の同席も行いますので、
教会でのセレモニーを役所でも同じように行うと言うのがフランスの結婚式の風景のようです。

役所で第二のセレモニーともいえる結婚手続きを行い、晴れて夫婦として認められた後に家族手帳と言われる証明書を発行されます。
フランスでは家族手帳は様々な場面で使うことになりますので、フランスの重要書類の一つとも言えるでしょう。

日本で考えれば、役所で教会の酔うな宣誓をしなさいと言われても、気恥ずかしさで出来る方は多くはないでしょう。
しかし、それが出来てしまい、当たり前になっているのは国、文化の違いと言うほかありません。
なかなかに面白い風習ですが、日本人には真似のできない風習かもしれません。


フランスの披露宴は長い

披露宴と言えば、日本では長くても4時間程度、早ければ2時間程度であっという間に終わり、2次会、3次会と言うのが通例です。
友人代表、上司など様々な方からのスピーチやスライドショーでの披露宴と言うのは、どこにもあるものです。
しかし、短時間で終わる結婚披露宴に慣れている日本人からすれば、フランスの披露宴はとにかく長いと思ってしまうかもしれません。

フランスの披露宴は、日本の披露宴のような感じではなく、食事を楽しむための催し物、パーティと言う感覚で行われます。
そのため、前菜が出てきてからデザートが出てくるまでに2時間から3時間程度かかり、
食事後にダンスなどが始まれば、更に時間は長くなります。

地方の農村地区などの結婚式になれば、5時間6時間は当たり前という地域もあるようですから、
日本の披露宴から考えれば信じられないほどに長い時間披露宴を行っていることになります。
しかし、これがフランスの一般的な結婚披露宴となります。

大半の場合、フランスの結婚式では役所式、結婚式、披露宴と全てを一日で行うような形になりますので、
農村地区などでは披露宴が終わるのが朝方の4時、5時と言うケースもあるようです。
役所を朝から始めたとしても、都市部での結婚式の終わりが0時を超える事も多いと言いますから、
日本では考えられない長さになります。


フランスではウェディングドレスは当日まで見ない

フランスの男性は女性のウェディングドレスを式の当日まで見ることはありません。
ドレス姿を式の前に見てしまうと、幸せになれないと言う言い伝えがあるからと言われているため、
フランス人の男性はドレス姿を頑なに見る事はありません。

日本人の女性からすれば、一緒にドレスを選び、試着した姿を見てもらいたいと思われるかもしれませんが、
文化の違いなのでしょう。
フランスではレンタルでドレスを借りると言う風習がありません。
そのため、フランスで結婚式を行う場合には、ウェディングドレスを買う必要があります。
ただし、日本のウェディングドレスのように高価なものではなく、比較的安く購入することもでき、
場合によっては代々伝わるドレスを着ると言う家庭もありますから、ドレスに対する思い入れも大きなものになります。

ドレス姿を見ないと言うことは、自分の花嫁のドレス姿を想像するほかありません。
女性からすれば、似合っていると思ってくれるのかと不安になるでしょうし、男性からすれば、
愛する女性の美しい姿を見ることの出来ないもどかしさなどを感じることもあるでしょう。
しかし、そうした感情が結婚式を更に盛り上げるスパイスになっているようです。


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