ロシア

●ロシアの結婚式

ロシアの結婚式は役所で行われる

ロシアと言えば、いわずと知れた大国になります。
アメリカに並んで世界のトップとも言われるほどに大きな国ですから、知らない方はいないでしょう。
そんな大国であるロシアの結婚式はなかなかに面白い結婚式になっています。

通常、日本では結婚式は神前式や教会式など特別な場所で行われることが一般的ですが、ロシアの場合、結婚式は市役所で行われます。
教会式に相当する式は市役所で行うというのがロシアの結婚式であるようです。

ロシアの結婚は婚姻届を提出することから始まります。
その際、新郎新婦はそれぞれ同性の付添い人を伴い、立会人として同席してもらうことになります。
市役所では、書類にサインをし、指輪の交換、誓いのキスなど一般的に教会で行われるであろう儀式は全て市役所で職員の前で行うようになります。
当然、市役所には他にも利用者がいるわけですから、衆人環視の前で結婚式をすることになります。
日本的感覚からすえば、ありえないの一言かもしれません。


結婚式の本番は披露宴

ロシアの結婚式は市役所で書類を提出する市役所婚がメインではありません。
あくまでも婚姻の事実を作るための形式的な儀式ですから、本番は披露宴になります。

披露宴会場では両親を始め、参加者が新郎新婦の到着を今か今かと待ち望んでいます。
到着して、まず行うのが母親の持ってきたパンを一口かじり、塩をつけて食べる儀式になります。
この儀式が終われば、披露宴の開始となります。

ロシアの披露宴は非常に賑やかなもので、食事、お酒、ダンスと思い思いに楽しみます。
市役所婚で同席した付添い人とは別の披露宴の司会役が披露宴を仕切り、進行していきます。

それぞれが思い思いに楽しんでいる最中、司会役が突然宣誓書を読み上げる一幕があり、
問答式の宣誓書には相手に対して自分はどうあるべきかなどジョークを交えて問答を行うようになっているようです。
いくつかの問答の最中には、参加者によるキスを求めるコールが起こり、そのたびに新郎新婦は参加者の前でキスをすることになります。

キスの時間が短ければ不満の声が上がり、再度やり直しをさせられることになりますから、
新郎新婦はできるだけ長い時間キスをするように心がけるようです。
とはいえ、冷やかしでキスをさせているわけですから、常識の範囲内の長さであれば、
大抵は短いと不満の声が上がるのは日本もロシアも同じかもしれません。

披露宴の最後を飾るのは、ロシアの結婚式の伝統行事とも言える靴盗みになります。
新婦友人の一人が新婦のヒールを片方盗み、新郎が靴を取り返すために追いかけ、要求されるままにお金を支払うと言う行事であるようです。
このとき、新郎友人の協力で参加者から要求されたお金を集めることになり、日本で言うところのご祝儀に相当するイベントになります。



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