アメリカ

●アメリカの結婚はプロポーズ後から賑やか

アメリカの概要

アメリカの正式名称はアメリカ合衆国で、英語で表記すると、「United States of America」になります。
北アメリカ大陸と北太平洋に位置している連邦共和国です。
資本主義、自由主義、民主主義を謳い、政治的には共和制、大統領制、二院制を採用しています。
宗教の国教はキリスト教で、国民の80%がプロテスタントを信仰しています。
しかし、多数のプロテスタント教派が存在するため、例え同一地域内であっても、多様な信仰体系があるようです。

他に、カソリック、仏教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教の信者や、不可知論、無神論、ユニテリアン論者がおり、
更に無宗教の人もいます。


男性が女性に対して跪いてプロポーズ

アメリカのプロポーズは、男性が女性の前に跪いて求婚する、と言うのが基本と言われていました。
しかし、こうした「習慣」に捉われず、男性が女性を驚かせると同時に喜ばせる、いわゆる「サプライズ」的なプロポーズも増えています。
プロポーズの時に、婚約指輪を渡す習慣は、現在も多くの人が実行しています。

女性がプロポーズを了承すると、めでたく「婚約成立」となり、女性はプロポーズの時に受け取った指輪を、毎日身に付けて過ごします。


結婚前に開かれる様々なパーティー

Bridal Shower
花嫁の親しい友人が開くパーティーです。
花嫁の親戚やご近所の人、会社の人、仲の良い友人などが招待されます。
招待された人は、大体15ドル前後のプレゼントを持参します。
また、手作りのプレゼントを贈る人もいますし、花嫁・花婿が事前に登録しているデパートから、
自分たちの欲しい物を買ってもらうと言う方法もあります。
多くの場合は、結婚後も大切に使えるものが用意されます。
贈られたプレゼントは、花嫁がその場で開封し、招待客に見てもらうと言う習慣もあります。

Bachelorrette
残り少ない独身生活を楽しむために、花婿の友人が開くパーティーです。
もちろん、花婿に対して無理強いはしませんが、花婿がとことん酔っ払うまでお酒を酌み交わし合ったり、
時にはストリッパーなどを会場に呼んだりして、独身生活の最後を飾るのです。

Bachelor Party
Bachelorretteは本来、花婿のためのパーティーでしたが、最近は花嫁も独身最後のパーティーを楽しむようになりました。
美しいドレスを身に付けて、友人たちとレストランで食事をしたりする人もいれば、
花婿と同じように男性ストリッパーを会場に呼んで羽目を外す人もいるようです。

ただ、結婚間近のカップルが必ずこうしたパーティを開く訳ではありません。
ごく身近な人たちと集まって、お茶を飲みながら昔話に花を咲かせたり、
ディスコなどでダンスパーティーを開く人もいます。


結婚にかかる費用は相談して決める

昔は、新婚旅行の費用、ブライダルブーケ、胸に付けるコサージュ、婚約・結婚指輪、
リハーサルディナーなどにかかる費用は、花婿が支払い、結婚披露宴やそれに関わる費用は
花嫁が支払うと言う習慣がありましたが、現在は話し合いによって決められます。

結婚式の準備は10ヶ月~1年前から行なわれ、双方の両親も含めて費用などについての相談を行なうようです。


仲人や列席者のエスコートは花嫁・花婿の家族や友人

アメリカの結婚式では、参加する人たちが男女ペアになっているのが特徴です。
参加者の場合は、ただ列席するだけの招待客ではなく、それぞれに役割を担っています。

Bride:花嫁
Groom:花婿 
Best Man:男性の仲人さん(親友や兄弟、従兄弟、親戚の誰か) 
Maid of Honor:女性の仲人さん(親友や姉妹、従姉妹、親戚の誰か) 
Groomsmen:花婿に付き添う男性(仲の良い友人、兄弟、従兄弟、親戚の誰か) 
Bridesmaid:花婿に付き添う女性(仲の良い友人、姉妹、従姉妹、親戚の誰か) 
Ushe:教会で招待客をを席まで案内する人
Train Bearer:トレイン(ベールの裾)を持つ女の子(子供)
Flower Girls:式の時に花を持って花嫁の前を歩く女の子(子供)
Ring Bearer:ピローに結婚指輪を乗せて、花嫁の前を歩く男の子(子供)
Minister:牧師 
Bride's Father:花嫁の父親。
Bride's Mother:花嫁の母。
Groom's Parents:花婿の両親。

男女ペアになっていると言っても、必ずしも婚姻関係にあるとは限りません。

参加者が決まったら、結婚式のリハーサルを行い、そのままみんなで食事に行きます。
この食事会は、Rehearsal Dinnerと呼ばれています。
この時、花婿は自分の付き添い人にプレゼントを贈り、花嫁も付き添い人にプレゼントを贈ります。
何故なら、結婚式のために、花婿の付き添い人はタキシード、花嫁の付き添い人はドレスを新調する習慣があるからです。


結婚式当日、花嫁は一日中、同じドレスを着て過ごす

アメリカでは、花嫁が自分のためにウエディングドレスを作るのが普通です。
結婚式の時も、その後のパーティーでも、ずっと同じドレスを着たまま過ごします。
お色直しなどはありません。

教会で牧師を前に誓いを立てる人もいますが、牧師と同じ資格を持った人がいる庁舎などで誓いを立て、
結婚証明書にサインをするだけと言うカップルも多くいます。

教会で式が終わると、花嫁・花婿、そして付き添い人たちが記念撮影を行います。
その間、列席者たちは別室でお茶を飲みながら待っています。
その後、列席者たちは教会の前に二手に分かれて並び、教会の扉から登場した花嫁と花婿にライスシャワーを浴びせて祝福します。


Reception

レセプションは日本で言うところの披露宴に当たるものです。
教会から会場に移動し、入り口で花嫁と花婿が双方の両親と共に、来賓に挨拶します。
ディナーまで時間がある場合は、来賓はバーなどでお酒を飲んで楽しみます。
ディナーの時間になったら、来賓は席に着き、花嫁や花婿、付き添い人や仲人が紹介されます。
その後、花嫁と花婿が登場ます。
それからお祝いのスピーチやウエディングケーキへの入刃が行なわれ、
花嫁と花婿は互いにケーキを食べさせ合ったり、悪乗りしている時には互いの顔に塗りつけ合ったりする場合もあります。

ケーキを食べた後は、花嫁と花婿は来賓の席を一つひとつ回って挨拶をし、ディナーが終わると、
花嫁と花婿がペアになってダンスをし、それに続いて付き添い人たちのダンスを始めると、来賓たちもダンスを楽しみます。


最大のイベント(?)はブーケトス

レセプションの途中で行なわれるイベントはブーケトスです。
花嫁の周りに独身女性が集まり、そこに背中を向けた花嫁がブーケを投げます。
そのブーケを受け取った人が、次に結婚すると言われています。
ドラマや映画だと、和気藹々と表現されていることが多いですが、現実は真剣にブーケを取りに行く人も多いようです。

ブーケトスの後もダンスは続き、夜中まで大勢で騒いで楽しみます。
とにかく、陽気に楽しむのがアメリカの結婚式やレセプションは陽気に楽しむのが一番なのです。



  • 地図から探す
  • 宗教圏から探す
  • アカサタナ順で探す

ページの先頭へ