バングラデシュ人民共和国

●バングラデシュの結婚式事情

バングラデシュの結婚式は長い

バングラデシュは世界的にも有名なイスラム教徒の国になります。
通常、日本で結婚式を挙げる場合、長くても4時間程度だとは思いますが、
バングラデシュの結婚式の場合、結婚式にかかる期間は最低でも3日間だと言われています。

キリスト式の結婚式とイスラム式の結婚式では、結婚と言うものに対して考え方などの違いがあります。
まず、キリスト教は教会で神に宣誓をするのに対し、イスラム式では神への宣誓と言うものが存在しません。
これは、宗教観の違いになりますが、イスラムでは結婚は個人と個人の契約と考えられているからで、
結婚式も結婚の契約の儀式と言われています。

バングラデシュはイスラム教徒が90%を超える国ですので、イスラムの作法に則って結婚の契約がなされます。
ただし、最近では、結婚の契約の儀式なども簡素化が行われており、ずいぶんと簡単なものになってきている動きはあるようです。


バングラデシュの結婚式は縁起を担いだ儀式

バングラデシュの結婚式はおよそ3日に渡って行われます。
日本人からすれば考えられない事ですが、バングラデシュにとって結婚はそういう儀式のものだと言うことです。

1日目では、新郎と新婦がそれぞれ、自宅にて両親、兄弟など親族との門出の儀式を行います。
これから結婚をし、新しい家庭を築くに当たって、両親の加護からの門出となります。
門出の儀式で行われるのは、ガヤホルッドの儀式と言われるものです。
ガヤ(体)にホルッド(黄色)をつけると言う意味の儀式になりますが、ターメリックなどのペースト状のものを体に塗り、
バングラデシュの伝統的なお菓子であるミスティを一口ずつ食べさせると言う儀式になります。

ガヤホルッドの儀式の意味するところは、体を黄色に染めることで、太陽に照らされたときに体が金色に輝き、
縁起がいいものだとされているからと言われています。
金は今も昔も富の象徴になります。
その金を纏うことで縁起を担ぐと言うことでしょう。

2日目では、新郎が新婦を向かえに行く日になります。
日本で見られる教会式で言うところの、バージンロードを新婦が歩いてくるのに近いでしょうか。
ただし、新郎が向かえに行っても、新婦はすぐには出てきません。
新郎が新婦の下へ着き、新婦を迎えに行くためにはいくつかの試練があります。
それぞれの試練を乗り越え、晴れて新郎は新婦を迎えることが出来るようになります。

3日目は日本で言うところの披露宴になります。
新婦を迎え、3日目には友人知人、親しい者を集めての会食このあたりは日本でも馴染みのあるお披露目会や
結婚披露宴などに近いものですので、誰でも分かるものでしょう。


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